風が吹いているのなら

haretanのブログ

君はもうTravisJapanだった

青い種子は太陽のなかにある 感想8/14

何の知識もなく入った外部舞台ど素人の感想です

ネタバレもあるかと。

 

オーチャードホール初めての会場でした。品があって素敵。3階席だったのでめちゃくちゃ高さがあって、始まる前に酔いそうになった。始まってみればなにも気にならなかったけど。

まず、ほんとに何の知識もなかったから幕が開いてその場所の設定が地獄なのかどこなのかも分からず。人の来ている服、美術品を見てとにかくキレイでないことだけは分かった。そのあとスラム街だと分かるんだけども。「あ、無理だ」てなった。私が見たいのは、やっぱりキレイな男の子達だ。自分がジャニーズの舞台やコンサートに一番お金を使ってる意味を改めて知り納得する。なので、最初はしんどかった。話がどこに向かっているのか分からないまま、とにかくある事件が発生して一幕が終わる。

でも1時間20分たったとは思わなかった、体感ではもっと短かった。

2幕は、暗転も音響もなく下がった幕の前に弓子(高畑充希)が出てきて芝居が始まる。「なんてみすぼらしい幕開けでしょう…」から始まり、ここで初めて「青い種子は太陽のなかにある」という言葉が出てくる。

その後の乞食のセリフ「いい事はみんな夢、つまらんことはみんなホント」がものすごく自分の生活にささった。コンサートに行くと夢、会場がから出ると、現実だぁー!っていつも言ってる(笑)どれもホントなのに、人間て不思議だ。

まぁそれで、もちろん2幕3幕と話が進んで行くんだけど時間的苦痛も眠たくなる時間もなかった。だんだん分かってくるのは、2択の世界。どちらかを選べばどちらかが悲しむ。その選択の中自分の意思を持って突き進む賢治(亀梨和也)。こういう主人公に共感するのは本当に難しい。正しいんだけど、置いてかれる。人間そんな出来たもんじゃないから。

で、ずっと感じる違和感は賢治と弓子の清潔さ、まさか同じスラムの住人たちとは思えない。けど、この2人の清潔さが私が最初に感じた「あ、無理だ」を救ってくれたんだろうな。異次元なみに同じ世界にいるとは思えないから。けっきょく最後までスラム街の住人たちに心分かつことは出来ずだったし。

 

話は、簡単なことで、ほんとに簡単なことで、絵本にしたら10ページもいかないことを、舞台上で歌を織り交ぜて創られていて。なんだろなー、大事なことは単純になっていくのが当たり前っていったらそれまでなんだろうけど。うーん、難しいです。これは、舞台の観劇経験つまないと、どういうものなのか本当に分からないし、私が見たいのはやっぱりキラキラした男の子だと、2回言う必要があるくらい確信したし。とにかく亀には、結局こういう明るくない役が与えられるのか、彼の演技のトーンがそうさせるのか。早くコミカルな世界へ亀を連れ出したくなった(笑)

 

最後は、涙出ました。この涙なにかに似てるなあって考えてたら映画「永遠の0」を見て出てきた涙と一緒だったかと思う。つまり「そりゃそうなったら泣いちゃうけど、目から水が出てきただけだよ」という感じです。(冷たいな…)

 

なんか全然感想になってないし、偉そうになにお言うとるって感じになってしまったが、またこういういい機会があったら外部舞台どんどん観てみたいなって思いました。充希ちゃんの歌声は本当に可愛らしく透き通っていたし、マリー役の花菜さんの歌声もカッコよかったです。(ああ、私も歌がうまけりゃ…)

 

ということで(?)亀梨くん、皆さん千秋楽まで頑張ってください!!

早く歌って踊ってるKAT-TUNやってる亀も観たいーーー!けど、普段見れない顔が見れるってこういうことなんだなー。

うん、また観たいかも。支離滅裂ごめんなさい。

 

2015/8/14 13:00~ 音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」観劇